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ついと來てついと離れる蜻蛉かな むかしの女のたれにや似るらん
12


令和八年九月六日
ゆたかさやじゅうえんでこうこっぺぱん せいひんというしあわせのあじ
3


令和八年九月六日
雨の降る朝の空気はひんやりと 畝の整う九月の畑
9




令和八年九月八日
悉く ベンチは雨に濡れ果てて  腰を下ろすぞ 拒みためる
5


令和八年九月十日
雨の中 向かう学校 自転車で 揃いの雨具 健気に漕いで
6


令和八年九月七日
畑へとトンボのそっとついてくる 雨のあがった秋のはじまり
9




令和八年九月六日
長月の風に末枯れて もう二度と  恋に陥ることなかるべし
11


令和八年九月六日
すける蒼穹樹々より垂れたる葛の花  薄紫に路を仕上げぬ
6



令和八年九月九日
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