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凪ぎし海たぷんたぷんと甘き音 波堤に寄せて波はほどける
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令和八年九月十七日
菜園でふと気づくトンボ一匹 たやすく指で掴めるおどろき
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令和八年九月十六日
バスを待ち本を広げた目の前に 銀杏の実のぽとりと落ちる
8




令和八年九月十九日
天霧らひ驟雨打ちくる日々並べて  河原の秋草見れず籠れり
3



令和八年九月十六日
今もまだうたってますか、あの人を 百合の香りで思い出す朝
4


令和八年九月十六日
今はもう花を落とせよ百日紅 いつまで咲くか戀は終はるに
10


令和八年九月二十日
夕されば 彼岸花咲く赫き道  影のぶ先に母が手を振る
11


令和八年九月十九日
道ゆけば芙蓉のかぜに萎れつつ この世の花にあらぬ哀しさ
9



令和八年九月十八日
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